司法書士試験合格への窓
 司法書士試験の試験科目等の資格試験内容・司法書士試験の勉強方法及び合格後の仕事内容を掲載しておりますので、司法書士試験に挑戦しようとしている受験生の方に参考になれば幸いです。  


司法書士試験の内容

筆記試験 (平成23年7月3日 日曜日)
試験集合時間 午前9時
午前の部
午前9時30分
  から
午前11時30分

@ 憲法,民法,商法及び刑法に関する知識
    (多肢択一式)
午後の部
午後1時
  から
午後4時
@ 不動産登記及び商業(法人)登記に関する知識(登記申請書の作成に関するものを含む。)  
  (多肢択一式と記述式) 
A 供託並びに民事訴訟,民事執行及び民事保全に関する知識
  (多肢択一式)
B その他司法書士法第3条第1項第1号から第5号までに規定する業務を行うのに必要な知識及び能力
  (多肢択一式) 

 (注) @ 午前の部の試験及び午後の部の試験の多肢択一式問題は,それぞれ35問で105点満点,午後の部の試験の記述式問題は,2問で70点満点です。
A 午前の部の試験の多肢択一式問題,午後の部の試験の多肢択一式問題又は午後の部の試験の記述式問題の各成績のいずれかがそれぞれ一定の基準点に達しない場合には,それだけで不合格とします。

口述試験 (平成23年10月11日 火曜日 なお,時間は,口述試験受験票に記載されます。)

司法書士試験の勉強方法

皆さんは、各自性格や勉強環境が違うと思いますので、自分にあった勉強方法で合格を目指して勉強してください。

 ただし、司法書士試験は、平成17年度の合格率を見ても分かるように難関の部類に属する試験です。受験勉強期間は長期に渡ると思いますので、途中で挫折しないように強い意志を持って勉強してください。

 なお、以下の勉強方法は、私が良いと思う勉強方法を紹介しましたが、皆さんの勉強に参考になれば幸いです。

@  勉強方法としては、主に次のA資格試験用の学校に行く、B通信教育を受講して自宅で勉強する、C独学で自宅で勉強するの3つの方法に分かれると思いますので、それぞれに分けて説明します。

A.資格試験用の学校に行く。

 学校にいくメリットとしては、勉強を勧めていくペースが自分1人ではなかなか難しいのですが、学校のカリキュラム沿って授業が進むのでペースがつかみやすいこと、また、分からないところがあればその場で直接講師に理解できるまで質問でき、勉強が非常にはかどります。

 デメリットとしては、学費や通学のための交通費がかかること、また、遠隔地に学校がある場合は通学時間に時間が取られる場合があります。また、地方などでは学校自体がありませんので行きたくてもいけない場合があります。
 
 各学校によりそれぞれの特徴がありますので、自分にあう学校を選ぶためにも、事前に各学校の資料を取り寄せて自分にあう学校を選ぶことが良いと思います。

B.通信教育を受講して自宅で勉強する。

 通信教育のメリットは、自宅でマイペースに自分の都合の良い時間に勉強できるので、仕事をもっていて決まった勉強時間が取りにくい人や地方に住んでいる人に向いています。 

 それは、受験勉強は長期間にわたって勉強を継続しなければなりませんので、どうしても勉強のペースが取れなくて挫折しそうになるからです。

 そこで、通信教材が送られてくるごとに勉強を進めていけば勉強のペースもつかみやすく、また、1日のうちで空いた時間に勉強ができるので忙しい人に向いているからです。

 デメリットとしては、学費がかかることです。


 各通信教育によりそれぞれの特徴がありますので、自分にあう通信教育講座を選ぶためにも、事前に各通信教育の資料を取り寄せて自分にあったものを検討するのが良いと思います。

C.独学で自宅で勉強する。

 独学のメリットは、基本書・六法・問題集等の本を揃えるだけで良いので費用が安くてすむ点や、自分のペースで都合の良い時間に自分の気に入った本を使用して勉強できることです。
 また、実際、独学で合格している人もいます。しかし、合格率がかなり低く難しい試験なので、学校に通うか、通信教育講座を受けた方が有利だと思われます。

 デメリットとしては、しっかりとした合格への強い目標を持っていないと長い受験勉強のつらさに負けて途中で挫折してしまうことと、客観的な判断ができずに勉強内容が偏ってしまいがちになることです。また、受験に関しての情報が手に入れにくい点もあります。

 独学のデメリットを補うためにはまず、過去問題や予想問題を頻繁に解き、自分の弱点を客観的に見つめることが重要です。


これは、私の個人的な意見ですが、資格試験の受験勉強方法では、受験用の学校か通信教育を利用するのが、もっとも無難ではないかと思います。

A  よく、基本書ばかり読んでいて、六法をほとんど見ない人を見かけますが、基本書に出てくる条文は面倒でも六法で確認した方が理解は深まると思われます。

 また、過去問の問題集になかなか取り組まない人がいますが、初めは出来なくても良いので過去問題を説いてみることが重要です。

 過去問で問われた論点が型を変えて出題されることが間々あります。それにより、試験で問われる範囲がおぼろげながらわかってきます。(まず、敵を知ることが重要です。)また、自分の苦手な面も同時に分かります。(己の知り、己の弱点を知ることも重要です。)

 問題集はなるべく回答の解説が丁寧に書かれている物が良いです。その解説を読むことで理解が深まりますし、詳しい知識も身に付きます。

 まず、始めに基本書をざーと読み、2回目に基本書と六法を読みながら、1つの単元が終わるとその都度その単元に相当する箇所の過去問題を解いて知識を深めていくと理解が深まります。

 そして、それを繰り返すうちに基本書重視から問題集重視に移行していきます。

 過去問を何度か解いたら予想問題集に挑戦するのもよいと思われます。

 司法書士試験の書式問題は、実際に何度も手で書いて回答した方がよく身に付くと思われます。

B  よく勉強する時間が取れないと不満を言う人がいますが、一日のうち10分とか20分とか細切れの時間は、以外にあるものです。そのような細切れの時間を有効に活用して勉強すると以外に効率的です。

そのために、基本書や問題集を単元ごとにばらして鞄にいつも入れておくとちょっと空いた時間に勉強ができます。


司法書士試験受験用の受験予備校

  司法書士試験合格サイト 東京法経学院  東京法経学院は、司法書士受験のために、通学用と通信教育用の講座を開いている学校です。

 また、司法書士試験受験のためのテキスト、問題集、メディア教材も販売しています。

 東京法経学院は、法律関係の資格試験受験用の講座を開いており、司法書士以外にも行政書士、宅地建物取引主任者、測量士補、土地家屋調査士、社会保険労務士、マンション管理士の受験用の講座を開設しています。

  LEC東京リーガルマインド

 LEC東京リーガルマインドは、司法書士受験のための通学用と通信教育用の講座を開設してる学校です。   司法書士サイトはこちら

 LEC東京リーガルマインドは、司法書士の受験用口座の他に、行政書士、宅地建物取引主任者、社会保険労務士等の受験用口座を開設しています。



司法書士試験受験用のテキスト及び問題集等

@東京法経学院のテキスト及び問題集


  テキスト

  司法書士 コンプリート 民法1[第2版]

  司法書士 コンプリート 民法2[第2版]

  司法書士 コンプリート 会社法・商法

  司法書士 コンプリート 不動産登記法[第2版]

  司法書士 コンプリート 商業登記法[第2版]

  司法書士 コンプリート 民訴・民執・民保法

  司法書士 コンプリート 憲法

  司法書士 コンプリート 刑法

  司法書士 コンプリート 供託法・司法書士法

  書式征服システムノート 1.不動産登記(新訂3版)



AWセミナーのテキスト及び問題集

テキスト

司法書士 スタンダード合格テキスト (1) 民法(総則・債権) 第2版 (司法書士スタンダードシステム)

司法書士 スタンダード合格テキスト (2) 民法(物権・担保物権) 第2版 (司法書士スタンダードシステム)

司法書士 スタンダード合格テキスト (3) 民法(親族・相続) 第2版 (司法書士スタンダードシステム)

司法書士 スタンダード合格テキスト (4) 不動産登記法(1) 第2版 (司法書士スタンダードシステム)

司法書士 スタンダード合格テキスト (5) 不動産登記法(2) 第2版 (司法書士スタンダードシステム)

司法書士 スタンダード合格テキスト (7) 商業登記法 (司法書士スタンダードシステム)

司法書士 スタンダード合格テキスト (8) 民事訴訟法・民事執行法・民事保全法 (司法書士スタンダードシステム)

司法書士 スタンダード合格テキスト (9) 供託法・司法書士法 (司法書士スタンダードシステム)

司法書士 スタンダード合格テキスト (10) 刑法 (司法書士スタンダードシステム)

司法書士 スタンダード合格テキスト (11) 憲法 (司法書士スタンダードシステム)

 (おすすめ)
山本先生のオートマチックシリーズです。解説がわかりやすく、解説の後に練習問題も載っているので知識が定着しやすい本です。

司法書士 山本浩司のautoma system (1) 民法(1) 第3版 (基本編・総則編)

司法書士 山本浩司のautoma system (2) 民法(2) 第3版 (物権編・担保物権編)

司法書士 山本浩司のautoma system (3) 民法(3) 第3版 (債権編・親族・相続編)

司法書士 山本浩司のautoma system (4) 不動産登記法(1) 第3版

司法書士 山本浩司のautoma system (5) 不動産登記法(2) 第3版

司法書士 山本浩司のautoma system (6) 会社法・商法・商業登記法(1) 第3版

司法書士 山本浩司のautoma system (7) 会社法・商法・商業登記法(2) 第3版

司法書士 山本浩司のautoma system (8) 民事訴訟法・民事執行法・民事保全法 第2版

司法書士 山本浩司のautoma system (9) 供託法・司法書士法 第2版

司法書士 山本浩司のautoma system (10) 刑法 第2版

司法書士 山本浩司のautoma system (11) 憲法 第2版

司法書士 山本浩司のautoma system 不動産登記法 記述式 第3版

司法書士 山本浩司のautoma system 商業登記法 記述式 第3版

司法書士 山本浩司のautoma system 試験に出るひながた集 不動産登記法

司法書士 山本浩司のautoma system 試験に出るひながた集 商業登記法


Wセミナーの問題集です。

司法書士 択一式過去問集〈1〉憲法・刑法〈2011年版〉

司法書士択一式過去問題〈2〉民法(上)〈2011年版〉

司法書士択一式過去問集〈3〉民法(中)〈2011年版〉

司法書士択一式過去問集〈4〉民法(下)〈2011年版〉

司法書士 択一式過去問集〈5〉商法・会社法〈2011年版〉

司法書士 択一式過去問集〈6〉民事訴訟法・民事執行法・民事保全法〈2011年版〉

司法書士 択一式過去問集〈7〉供託法・司法書士法〈2011年版〉

司法書士択一式過去問集〈8〉不動産登記法(上)〈2011年版〉

司法書士択一式過去問集〈9〉不動産登記法(下)〈2011年版〉

司法書士択一式過去問題〈10〉商業登記法〈2011年版〉

司法書士記述式過去問集〈1〉不動産登記法〈2011年版〉

司法書士記述式過去問集〈2〉商業登記法〈2011年版〉


LEC 東京リーガルマインドの問題集


2011年版 司法書士試験 合格ゾーン 過去問題集 民法(上) (司法書士試験シリーズ)

2011年版 司法書士試験 合格ゾーン 過去問題集 民法(下) (司法書士試験シリーズ)

2011年版 司法書士試験 合格ゾーン 過去問題集 会社法・商法 (司法書士試験シリーズ)

2011年版 司法書士試験 合格ゾーン 過去問題集 民訴・民執・民保・供託・書士法 (司法書士試験シリーズ)

2011年版 司法書士試験 合格ゾーン 過去問題集 憲法・刑法 (司法書士試験シリーズ)

2011年版 司法書士試験 合格ゾーン 過去問題集 商業登記法 (司法書士試験シリーズ)

2011年版 司法書士試験 合格ゾーン 過去問題集 不動産登記法(上) (司法書士試験シリーズ)

2011年版 司法書士試験 合格ゾーン 過去問題集 不動産登記法(下) (司法書士試験シリーズ)

司法書士試験 一問一答式 重要論点チェックカード1民法・不動産登記法編 第4版

司法書士試験 一問一答式重要論点チェックカード2会社法・商法・商業登記法編 第4版

司法書士試験 一問一答式重要論点チェックカード3刑法・民訴・民執・民保法・供託法編 第4版


C上記以外の問題集


司法書士の業務内容、収入状況及び独立性


登記申請
 不動産登記として売買・贈与・相続による所有権移転登記や抵当権・地役権などの設定登記の登記手続の代理業務です。
 商業登記として各種会社などの法人の設立・役員変更・増資などの登記手続の代行業務です。

訴訟代理
 2003年4月より司法書士特別研修を終了後、簡易訴訟代理能力認定考査で認定を受けた司法書士は、簡易裁判所において弁護士のように法定に立つことができるようになりました。

成年後見
 司法書士が後見人となり、成年被後見人の財産管理や生活や療養介護等の法律事務を行います。

法律相談
 不動産の売買や相続、会社設立等の法律問題の相談業務です。

 年間平均報酬額は、約1400万円と言われているが、実際には人により差があるようです。

 司法書士事務所で実務経験を積んでから独立する人が多いようです。また、他の士業と兼業している人もいます。

司法書士の資格と一緒に取っておくとよい資格


行政書士
宅地建物取引主任者
社会保険労務士

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資格試験の窓
@ 行政書士
A 司法書士
B 宅地建物取引主任者
C 社会保険労務士
本、DVD、CDとビデオの窓
@ 法律入門
A 憲法の書籍紹介
B 民法の書籍紹介
C 商法(会社法)の書籍紹介
D 労働法
E 自己啓発(能力開発)
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